そろばんをする人が暗算をする時、頭にそろばんをイメージし
て玉を動かし、画像として答えを出す。
そろばんをしたことのない人には、そろばんをイメージするの
は難しい。それにイメージするのならそろばんでなくてもいいは
ずだ。
下のような魔方陣で使う9マスをイメージして、それを塗りつ
ぶすような画像で答えを出すほうが簡単ではないだろうか。
例えば、「5+3」は下のようになる。
掛け算の「5×3」は、5マスを2回塗りつぶすと
10となり、一の位をもう1回塗りつぶして
15となる。
引き算の「5-3」
割り算の「9÷3」は、9マスの全部を塗りつぶしたものから
3マスを引き算する。それを別の白の9マスの一つを塗りつぶす。
3マスを引き算するごとに一つを塗りつぶすことを繰り返す。
3マスの引き算ができなくなったところで答えが分かる。
これを頭でイメージできるようになれば、暗算は楽にできるよ
うになるだろう。
小学生の時、このやり方で授業をしていれば算数嫌いになるこ
とはなかっただろう。
この練習をするために、電卓の数字が9マスを塗りつぶす表示
になったものがあればいいと思う。